2021五ヶ町 陰祭り準備

10月9日(土)・10日(日)は、五ヶ町の陰祭りです。

9日(土)の午前中に、本行徳一丁目の神明社豊受太神宮でその準備が行われました。

 

朝訪れたときには、すでに鳥居の上の大行灯や地口行灯が取り付けられていました。

これは、先週設置されたそうです。

まずは手際よくテントが設置されます。


こちらはススキを束ねているところ。

 

ススキは境内の至る所に飾られます。


神様に捧げるお供えを準備しています。

拝殿と大神輿の2カ所分です。

そのお供えが拝殿に並べられたところ。

 

お供えは、五穀豊穣を意味するもので、原型に近いものほど尊いとされているそうです。

つまり、一番真ん中の神様に近いところに稲穂、そしてその右に米とお神酒、水、塩。左側に餅がきます。米も酒も餅も原型は稲穂という意味です。

 

右端が野のもの5種(きゅうり、にんじん、なす、さつまいも、里芋)、左端が海のもの3種(スルメ、昆布、わかめ)となります。

一段下には果物(りんご)も供えられていますね。

神輿のお供えでも確認できますので、機会があれば注目してみてくださいね。

 

こちらは紙垂(しで)を取り付けているところ。

境内至る所にあるので大変ですね。


大神輿の初穂も新しいものが付けられました。

こちらは、左右25本ずつで50本と決められているそうです。

 

なぜ25本なのかというと、昔は各町の田んぼから5本ずつ持ち寄り、それが5つの町なので、25本ということだそうです。

 

五ヶ町の祭りは、いわれが深くて興味深い話ばかりです。

子ども神輿の飾り付けを行っているところ。

こちらは守神剣の飾り付けです。

神輿渡御のときに、神輿を先導する剣です。

そうして飾り付けが終わったのがこちら。

陰祭りは本日9日(土)は夜まで。

明日は朝から昼過ぎ頃までだそうです。

 

また、11月3日(祝)の行徳神社めぐりでも神輿が公開されますので、お楽しみに。

 

 

(追記)9日夜の様子はこちらをご覧ください。

 

 

 

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