※当日レポ②からの続きです。
寄り道を終え、残り2時間弱で一気に残りの会場5カ所をまわります。
本行徳 神明神社(神明社豊受太神宮)
江戸時代に行徳の中心地として栄えていた本行徳(旧一丁目~四丁目)と本塩を合わせた5つの町の総鎮守社です。
3年に1度行われる五ヶ町の祭礼は、行徳で最も歴史のある祭りとされています。
神輿蔵には五ヶ町共有の大神輿が収められており、この日は渡御の際に神輿を先導する守神剣と一緒に公開されていました。
今回の目玉はこちら。
五ヶ町各町の子ども神輿が集結し、ずらりと並べられていました。
一丁目の神輿は、地元の方の手作りです。
二丁目の神輿は、関係者が自費で購入したもので、駒札が個人名になっています。
せっかくなら、当日レポ②で紹介した本塩の子ども神輿も一緒に並べてほしいところでしたが、本塩の神輿は現在は担がれていないため、今回は対象外となったとのこと。
外国人のツアー団体が、神輿を囲んで記念撮影していました。
この団体の来場に合わせて神輿の揉みが披露されたようですが、残念ながら間に合いませんでした。
揉みは午前中にも披露されたそうで、村越市長も揉みに参加されたとか。
河原 春日神社
河原は、現在は行徳地域の最北端に位置しますが、江戸時代以前、小田原北条氏が行徳を支配していた時代は、地理的に行徳塩浜の中心地で、関東奥地への物流の拠点として栄えていました(詳しくはこちらの記事で)。
この神社は、そんな河原繁栄の時代(1527年)に今とは別の場所に創建され、大正時代に江戸川放水路工事のために現在の地に遷座しました。
立派な獅子頭がありますが、担ぎ手不足のため現在は渡御は行われていません。
14:30過ぎですが、こちらもたくさんの参拝者が集まっていました。
午前中は人の出が多いわりには参拝している人の割合が少ない印象でしたが、午後はゆっくり参拝している姿が多く見受けられます。
スタンプラリーの景品がすでに配付終了となり、スタンプにとらわれず、純粋な「神社めぐり」を楽しまれる人が多いのかもしれませんね。
こちらはこの神社に設置されていた景品交換所。
ホンビノス貝は11:00過ぎ、トートバッグは13:00位に配布終了となったそうです。
昨年に続き、市川レンコンの会さんが、野菜やジャムなどを販売していました。
行徳神輿ミュージアム
中台製作所に併設されている、日本で唯一の神輿専門の博物館です。
館内では来場者が熱心に展示を見たり、係の方の説明を聞いたりしていました。
午前中には、この場所でもオンラインいちかわ市民まつりの生中継がありました。
こちらの公式アーカイブ配信の1:14:00の辺りです。
神輿は外にも多数展示されていました。
こちらでは軽食が販売されていたようですが、この時間は後片付けの最中でした…。
間に合わなかった~(泣)。
神輿の横では、本塩囃子保存会がお囃子を演奏。
朝から「本行徳 神明神社」→「行徳ふれあい伝承館」→「行徳神輿ミュージアム」と3会場まわられていたそうです。
そして今回の目玉はこれ。
お店では、フクロウにさわったり餌をあげたりもできるそうです。
ピグミーさんは今回のスタンプラリーの協賛店に入っており、11月いっぱいは料金の割引サービスが受けられますので、行かれる方はぜひスタンプラリーのアプリをチェックしてみてくださいね。
妙典 春日神社
時刻は15:10。
終了まで1時間を切りましたが、残るは2会場となり、気持ちに少し余裕が出てきました。
なんとかいけそうかな。
…と思いましたが、実は楽しみの一つでもあった妙典囃子保存会がすでに演奏を終え、ちょうど屋台を片付けているところでした。
間に合わなかった~(泣)。
参拝者はまだいましたよ。
昨年同様、境内の地面には「妙典」の文字が。
拝殿前には獅子頭一対が飾られていました。
3年に1度の祭礼のときは、神輿ではなくこの獅子頭を担ぎます。
昨年同様、本殿まわりの彫刻も公開されていました。
妙典 八幡神社
いよいよラストです。
到着したのは15:30過ぎ。終了までまだ30分あります。
この時間でもまだ人がたくさんいて、ほっとしました。
…と思ったら、神輿はすでに片付けた後。
日中は外に出してあった中神輿や賽銭箱もすでに神輿蔵の中にしまわれていました。
間に合わなかった~(泣)。
やはり、きちんとした姿を見たいなら終了30分前ではダメなんですね…。
昔遊びコーナーは子どもたちに人気で、海外の方もトライされていました。
昭和のレトロなおもちゃは、特に海外の方にとっては新鮮に映ったことでしょうね。
こうして全14会場+3社1寺の合計18カ所をなんとか無事にまわり終えることができました。
正直なところ後半は間に合わなかった部分もあり、完全制覇の達成感は薄いのですが、それでもとにかく楽しかった!そして疲れました~(笑)。
コロナ感染者が激減し、さらに当日は絶好の行楽日和に恵まれたことも本当にラッキーでしたね。
関係者の皆さまにはたくさんのお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
少しずつ整理して今後のサイト作りに活用させていただきます。
今回、このイベントに実行委員会から参加させていただきましたが、あらためて地元の魅力の再発見につながる素晴らしいイベントだったなと感じます。
来年はコロナが収束して本家・行徳まつりが開催できることを期待しますが、このイベントも何らかの形で続けていただけたらうれしいですね。
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