コロナ禍になって2回目の節分。
残念ながら、今年も行徳地域の神社の節分祭は相次いで中止となりました。
1カ月前のお正月の頃は、感染者が激減して明るい兆しも見えていましたが、その後あっという間にオミクロン株が拡大してしまいました。
感染者数が連日記録を更新し続けている状況下では、祭事の中止も仕方ないですね。
そんな中、コロナ仕様に形を変えて行われたのが香取の香取神社。
豆まきは中止となりましたが、参拝者に福豆とお菓子が配られるとのこと。
開始時刻に訪れてみると、参拝者の列ができていました。
密にならないように間隔をあけた並び方も、もうすっかり定着しましたね。
サクッとお参りをして、神社の福豆をいただく。
これがコロナ禍の節分祭の形なんですね。
実は、ほかにも節分祭を行った神社がありました。
「五ヶ町の祭礼」の宮元、本行徳一丁目の神明社豊受太神宮です。
こちらの神社では、元々毎年氏子さんに事前に福豆を配っているとのこと。
配付する豆の袋には次のように書かれた紙が貼られています。
「豊受太神宮ご神前で祓い清めました福豆でございます。
節分祭でご家庭の招福、邪気払いにご使用ください。 奉賛会」
そして当日は関係者のみで神事と豆まきを行っていると伺い、香取神社の参拝後に伺ってみました。
開始前には、関係者の方たちが神社をきれいに掃除して清めていました。
その後、太鼓の音が響き、神事が始まります。
祝詞奏上と拝礼の後は、豆まきです。
「鬼は~外!福は~内!」
再び太鼓の音が鳴り響くと、神事の終了です。
豆まきも含め、ここまでが神事なんですね。
こうやって関係者の方が神社をいつもきれいに保ち、伝統を守り続けてくださっていることを、一般の人はなかなか知る機会もありませんが、神社に参拝する際は、そんなことも思い出しながら感謝して手を合わせたいですね。
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