湊新田の担ぎ手団体「胡録會」さんが子ども用の樽神輿を作ると伺い、製作現場を取材させていただききました。
樽神輿の製作過程を詳しくレポートしたいと思います。
実は湊新田には、2016年の祭りのときは、こんな神輿があったそうです。
新浜小学校の先生が、4年生の学習でお世話になったお礼にと、手作りの樽神輿をプレゼントしてくれたのだそう。
神輿の屋根や鳥居まである傑作ですね。
でも残念ながらこの神輿は、現在はありません。
ということで、来週末の四カ村の祭りに向けて、胡録會の皆さんが新たな樽神輿を作るとのこと。
どんな神輿ができるのか、楽しみですね。
現場に伺うと、こちらの材料が並べられていました。
竹2本と酒樽、そして角材です。
いたってシンプルです。
酒樽ってすごく重いものなのかと思ったら、これは空の樽なので、軽々と持てるんですね。
私も持ってみましたが、2~3㎏といった感じでしょうか(全然違ったらごめんなさい)。
まずは2本の竹の長さを揃えて節のところでカットします。
そして切った竹に、紅白テープを巻き付けていきます。
両端は赤いテープで巻いて、担ぎ棒の出来上がりです。
角材もカットして、
その角材にも紅白テープを巻き、横棒や脇棒、井垣を作ります。
担ぎ棒を組んで紐で縛ります。
皆さん、さすがに担ぎ棒を組むのはお手のもの、といった感じです。
黒いペンキで塗装したベニヤ板を載せ、ビスで留めます。
担ぎ棒を結んだ紐の上から晒を巻きます。
そして井垣を作ります。
実はこれ、最初は高く作りすぎて樽とのバランスが悪くなってしまい、やり直しました。
見えない苦労がいろいろあるんですね。
提灯を付けていきます。
一度持ち上げてみて、ここまでのところを確認。
いい感じですね!
正面に御幣もつけて、だいぶそれらしくなってきました。
あとは仕上げです。
駒札を付けます。
「湊新田」の右の空欄には後で「子ども神輿」の文字が入ります。
紐を編んで飾り紐を作り、
樽を固定したら、この飾り紐を付けます。
最後に、飾り紐に鈴を付けたら、
完成です!
立派な神輿ができましたね!
子どもたちの元気な笑顔が目に浮かびます。
こちらがメンバーの皆さんです。
お疲れさまでした。
この子ども神輿は、9日(日)に湊新田町内で担ぐことができます。
湊新田の御仮屋に8時集合とのこと。
御仮屋の場所は地図の赤い印の辺りです。
このほか今回の祭りで子ども向けとしては、湊で樽神輿と山車、香取一丁目と二丁目でそれぞれ山車が出るそうです。
香取の詳しい情報はまだ出ていません(確認できましたら更新します)。また欠真間は予定がありません。
湊の掲示板の案内です。
湊新田と同じ時間に樽神輿が出るようです。
山車は湊囃子連の底抜け屋台を曳くそうですよ。
集合場所の湊ふれあい館の地図です。
どこも町会外の子どもも参加できるようですので、お子さんのいらっしゃる方は、ぜひお子さんに祭りを体験させてあげてくださいね。
また参加にあたっては、検温や、マスク着用、間隔をあけるなどの感染防止対策もお忘れなく。
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