昨年の秋は、大祭こそ四カ村の祭礼のみとなりましたが、各神社で陰祭りの催しが行われたり、大きな祭りイベントが復活したりと、3年ぶりに行徳に賑わいが戻りました。
今回は2022年の陰祭りの総まとめレポートをお届けします。
2022年の陰祭りについては、すでにこちらの告知ページでお知らせしましたが、そもそも陰祭りとは何か、まずはもう一度あらためて説明しておきたいと思います。
陰祭りとは、大祭をやらない年に行う簡素化した祭りです。
「今年の祭りは中止!」となると、「祭りは何もやらない」と思っていらっしゃる方も多いかもしれませんが、実はそうではありません。
そもそも神社の祭りというのは、神様に感謝し、五穀豊穣や無病息災、家内安全などを祈るために行われます。
神輿が出る出ないにかかわらず、毎年祭りの飾り付けや神事、催しなどを行っている神社も多くあります。
※陰祭りを行わない神社もあります。
今回は、告知ページに既出のものも含め、各町の様子をまとめておきたいと思います。
伊勢宿/豊受神社
10月9日(日) 神輿体験会
本来なら3年に一度の大祭の年でしたが、コロナ禍で中止となり、代わりに町内の人を対象に「神輿体験会」を開きました。
動画はこちら。
上妙典/八幡神社
10月10日(祝) 陰祭り
2020年に3年に一度の大祭が行われるはずでしたが、コロナ禍で2020年・2021年・2022年と3年続けて中止となり、祭りの飾り付けと神事のみが行われています。
2021年の陰祭りの準備の様子はこちらのレポート、当日の様子はこちらのレポートでご紹介していますので、ぜひご覧ください。
2022年は、飾り付けの様子のみ撮影しました。
五ヶ町(本行徳、本塩)
10月15日(土)・16日(日) 陰祭り
本行徳と本塩の祭り「五ヶ町の祭礼」は3年に一度の開催で、上妙典と同じく2020年に大祭が行われるはずでしたが、2020年・2021年・2022年と3年続けて中止となっています。
その間、五ヶ町の4つの神社※では、陰祭りとして祭りの飾り付けや神事のみが行われてきました(2021年のレポートはこちら)。
2022年は、これに加えて町ごとに趣向を凝らした催しが復活。多くの人が集まり、祭りを楽しみました。
※本行徳二丁目には神社がないため、神社は4つになります。
神事:15日(土)午前
船橋大神宮の神職が各神社を順番にまわり、神事を行いました。
各神社の様子
本行徳一丁目/神明社豊受太神宮
本行徳三丁目/八幡神社
本行徳四丁目/神明神社
本塩/豊受神社
五ヶ町の陰祭りの催しをまとめた動画はこちら。
下妙典/春日神社
10月15日(土) ・16日(日) 陰祭り
3年に一度の大祭が、2021年に行われる予定でしたが、2021年・2022年と続けて中止となっています。
陰祭りのときは、通常拝殿前に獅子頭が展示されますが、獅子頭は現在修復中のため、展示は無しです。
15日(土)の宵宮ではお囃子が奉納され、16日(日)には神事が行われました。
お囃子の動画はこちら。
押切/稲荷神社
10月18日(火)・19日(水) 陰祭り
本来なら4年に一度の大祭の年でしたが、延期となり、祭りの飾り付けと神事のみが行われました。
行徳の祭りでは一番遅い18日・19日が祭礼日で、神事も平日18日(火)に行われました。
今回、神事の中で初めて神職による「朝日舞」が奉納されました。
巫女舞とは違い、男性の神職が神事の中で舞うものだそうです(今回舞ったのは女性の神職)。
朝日舞の動画はこちら。
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