2024胡録神社祭礼レポート

三連休の中日である7月14日㈰、行徳の夏祭り第2弾となる湊新田 胡録神社祭礼が行われました。(今年のお知らせ記事はこちら

 

コロナ前は、神社から行徳駅前公園にかけて露店が170~180店も並ぶ行徳最大規模の祭りでしたが、昨年4年ぶりに露店が復活した際には、露店会場は神社境内・公園内のみの40店舗ほどに縮小。

人の出がピークとなる夜には、囲われた空間に大勢の人が密集し大混乱となりました。

 

今年は露店の数は昨年と同数ながら、公道の露店が一部復活。

露店が分散して配置されることにより、混雑は緩和されたのでしょうか。

また今年は当日が日曜にあたったことで、例年との混雑の違いは見られたのでしょうか。

 

祭りの一日をレポートします。


■午前中

この日は朝から雨が降ったりやんだりのお天気。

雨があがっている間は早くから参拝の列もできていましたが、

 

雨が降ってくると、参拝者も途絶えがちになるといった状況。

 

お宮では、関係者参列のもと祭礼神事が行われました。

 

参道脇にある神輿庫は、扉が開き湊新田の町会神輿が公開されています。

 

この神輿は大正11年の後藤直光作。

製作年が判明している行徳の神輿の中では最も古い神輿とされていますが、平成22年に修復されているので古さは感じませんね。

 

 

露店は午後3時からということで、この時間は準備の真っ最中です。

神社境内
神社境内
胡録公園
胡録公園

 

公道の露店は設置もまだこれからといった状況でした。


■午後3時半

正午近くには雨足も強まり、このまま一日降り続けるのかと心配しておりましたが、午後は奇跡的に天気が回復!

天気予報にはなかった晴れ間さえ見え、まるで行徳民の強い願いが天に届いたかのようでしたね。

 

午後3時半ごろ、駅前公園から神社に向かって歩いてみました。

公道上の露店はほどよい賑わいで、余裕をもって楽しめる状況でした。

 

スムーズに神社に到着。

この時間の参拝の列は、寄付板のあたりまでで、想定内の混み具合いですね。

 

参拝者には、祭り名物の笹団子が配られます。

煎じて飲むと熱病に効くと伝わるありがたい笹です。

詳しくは、こちらの取材記事をご覧ください。

 

神社境内はまだ空いています。

 

胡録公園は、ほどよい賑わいです。

これぐらいが一番祭りの雰囲気を楽しめるかもしれませんね.。

 

浴衣姿の人もたくさん見かけましたよ。

雨があがって本当によかったですね。

 

とはいえ、朝からの雨で足元はこんな状態のところもありました。

 

神社周辺の住宅の敷地や駐車場のまわりには立ち入り禁止のテープが貼られていました。

昨年はこの中に入って立ち話したり飲食したりする人を見かけましたが、今年はこの対策のお陰でそういった場面はほとんど見なかった気がします。

 

祭りを長く続けていくためには、近隣住民への配慮はとても大切ですね。


■午後5時

午後5時から参道脇で行徳太鼓連さんの太鼓演奏が始まりました。

力強い太鼓の音とパフォーマンスで毎年祭りを盛り上げてくれます。

 

境内も公園内もだいぶ混んできました。

露店はどの店も長い行列ができていますが、列に並んでいる以外の人が公園内で渋滞しているという感じはありません。

昨年公園中央に設置していた飲食用のテーブルを、今年はなくしたこともよかったのかもしれませんね。

 

参拝の列は神社の外まで続いたまま。

 

午後5時ごろ、参拝者に配られる笹団子が残り少なくなったと場内アナウンスがありました。

昨年の配布終了は午後7時半ごろだったので、こんなに早く?とびっくり。

今年は昨年の1.5倍用意したと伺っていましたが、日曜で出だしが早かった分、早い終了となってしまうのでしょうか。

 

神社前の人通りもかなり増えてきました。

 

公道の露店の方も各店長い行列ができていましたが、人の流れが滞るほどではありませんでした。

例年この時間帯からピークが始まりますが、今年は例年のような混雑にはなっていないようです。

 

こちらは、駅前公園の臨時駐輪場。

会場スタッフの誘導・整理もあって、きれいに整頓されていました。

 

が…指定以外の場所に駐輪されている自転車も目立ちました。

 

これは、公園が広くて駐輪場の位置がわかりにくかったことも一因となっているかもしれませんね。

実は自分もミニSL方面から行ったら駐輪場がどこかわからず、公園内を少し探してしまいました。

正解は、行徳駅に一番近い角の辺り(ミニバラ園の近く)でした。


■午後8時半

祭りの夜の様子を見るため、午後8時半ごろ再度神社を訪れてみました。

 

昨年同様、この時間になると参拝者は少なくなり、神社の外まで並ぶようなことはありません。

 

関係者に話を聞いたところ、結局笹団子は午後8時ごろまで配付できたとのこと。

「残り少なくなった」との場内アナウンスから3時間はもったことになりますね。

 

さて、気になっていた夜の露店会場を見てみましょう。

 

境内は、予想に反してこの空き具合。

ちょっと拍子抜けの感はありますが、昨年が異常すぎでしたもんね。

 

公園の方はどうでしょうか。

一見、人が多いように見えますが、

 

露店間の距離がゆったりと配置されていることもあり、こちらも意外と余裕がありました。

 

逆に子ども向けの屋台は空いているところも。

完全にピークアウトした雰囲気です。

 

神社前はそこそこ人通りがありますが、

 

公道の露店も空いています。

これなら小さいお子さんがいても安心して楽しめますね。

今年のピークは何時ごろだったのでしょうか。

 

祭り終了時間の9時になりました。

境内が消灯され、祭りの一日が終わりました。


毎年、曜日に関係なく祭礼日である7月14日に行われるこの祭り。

平日の開催となると、どうしても夕方以降に人の出が集中してしまいますが、今年は三連休中日の日曜ということもあり早い時間から人の出があり、うまく参拝が分散されていた印象でした。

また、露店の数を昨年と同じにしながらも会場を境内・公園と公道の2カ所に分けたことで、露店の配置にゆとりがあり、人もうまく分散されて昨年のような大渋滞を引き起こすことがなかったようです。

心配されていたお天気も回復し、総じてとてもよい祭りとなりましたね。

 

祭りに参加された皆さま、そして関係者の皆さま、本当にお疲れさまでした。

来年の祭りも楽しみにしております。

 

 

 

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