2025節分祭

2025年の節分は例年より1日早い2月2日でした。

節分は立春の前日なので、立春が変われば節分も変わることになります。

今年は地球の公転周期の関係で立春が例年より1日早い3日となったため、節分も2日となりました。

 

この日行徳地域の3つの神社で行われた節分祭の様子をレポートします。

 


香取神社(香取)

まずは香取の香取神社。

 

欠真間、香取、湊新田、湊の4つの町の鎮守です。

 

昨年から、神社を訪れる度に見かける花手水。

手水鉢に浮かべられた色とりどりの花々が「映える」スポットとなっています。

 

豆まきは15時半と16時開始の2回。

大勢の人が拝殿の左右にスタンバイする中、参拝の列もできていました。

 

さて、いよいよ豆まきが始まりました。

「鬼は~外、福は~内!」

拝殿からお菓子がまかれると、大人も子どもも夢中になって手をのばします。

 

持参した袋を広げる光景は、節分あるあるですね(笑)。

袋の効果はどれぐらいあるのかな。

ちなみに自分は撮影のため積極的に参戦できませんでしたが、たまたま駄菓子2個ゲットできました。

 

香取神社では節分祭の神事は行っていないそうで、年中行事として豆まきが行われているようです。

厳寒の中、境内にはたくさんの笑顔があふれていました。

 


日枝神社(相之川)

夕方から行われたのは、相之川日枝神社。

行徳地域で唯一神職さんがいる神社です。

 

豆まきを行う時間には特に決まりはないようですが、本来鬼は夜にやってくるとされ、鬼が夜の闇に紛れ込む前に追い払おうと、夕方豆まきを行うところも多いようです。

日枝神社では17時からの福菓子配付を前に、拝殿で厳粛な神事が始まりました。

 

集まった人たちが、外から静かにこれを見守っています。

 

途中、神職さんが出てきて、集まった人たちに向かって祓詞を唱え、お祓いをしてくださいました。

祓詞を唱えてお祓いしていただける機会はそうそうありません。

皆さん頭を下げてありがたくお祓いを受けていました。

 

拝殿では、続いて祝詞奏上と鈴振りの儀が行われました。

行徳で鈴振りの儀を見たのは初めてかも。

 

先ほどの神職さんが、集まった人にも鈴振りをしてくださいました。

皆さん再び頭を下げてお祓いを受けます。

鈴の音が鳴り響き、厳粛なムードがいっそう高まります。

 

神事が終わると、神前に供えお祓いされた「福菓子」が配布されます。

日枝神社では昨年の節分祭から、舞台からまかずに手渡しで配付する形となりました。

 

配付が伝えられると、たちまち鳥居前のテントに大行列ができました。

 

福菓子は一人に一つずつ手渡しされます。

種類はさまざまで、何をいただけるかは受け取る直前までわかりません。

ちなみに自分はさつまいものプリッツをありがたく頂戴いたしました。

 

昨年は福菓子がほぼ皆さんに行きわたったようでしたが、今年は日曜ということもあるのでしょうか、昨年以上の人出があったようで、配付は15分ほどで終了となってしまいました。

 

福菓子を受け取った人たちが、後から参拝しようと、新たに参拝の列がずらり。

結果、鳥居周辺には福菓子受け取りの人と参拝者がひしめき合い、混沌とした状態となっていました。

 

参拝するとていねいにお祓いしていただけるのは、日枝神社の特徴ともいえるかと思います。

神職さんが一人ひとりに「ようこそご参拝くださいました」と声をかけてくださるのも、ありがたいことですよね。

この日の参拝者が、他の神社より圧倒的に多かったのもうなずける気がしました。

自分も参拝してお祓いしていただき、ありがたさと清々しさを感じながら神社を後にしました。

 


熊野神社(新井)

 

最後は、新井熊野神社です。

新井、島尻、広尾、南行徳の4つの町の鎮守です。

 

深夜にやってくるとされる鬼を追い払うため、夜に豆まきを行うところも多いようです。

熊野神社では19時から節分祭が行われます。

 

拝殿で神事が行われた後、

 

境内に設置された特設舞台から四方にお菓子がまかれます。

 

神事を終えた神職さんも、もちろん参加されていましたよ。

 

この日は大変寒かったのですが、豆まきが始まると境内は歓声に包まれヒートアップ。

少しでも多くのお菓子をゲットしようと、大人も子どもも夢中になって手をのばします。

 

熊野神社でも袋を広げている人たちがいましたよ。

ちなみに自分は、飴玉3個をたまたまゲットしました(笑)。 

 

大勢の人が熱狂し、一歩間違えば事故も起きかねない豆まきですが、伊邪那美會(熊野神社の担ぎ手団体)の皆さんの万全の警備のお陰で事故も混乱もなく、大盛況のうちに終了となりました。 

 

こちらは終了後に参拝に並んでいた人の列。

人数は、香取神社と同じぐらいだったかな。

豆まきに集まった人数に比べて、参拝者の数がかなり少なかったのが寂しいところ。

来年はぜひ参拝もお忘れなきよう。

 


今年の節分は日曜ということもあり、どこも大盛況となりました。

立春が過ぎ、暦の上では春となりますが、まだまだ寒い日が続きます。

インフルエンザやコロナに負けず、福豆パワーで元気にお過ごしください。

 

 

今年の節分祭の様子を、短い動画にまとめました。

よろしければ、こちらもぜひご覧ください。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    田中愛子 (水曜日, 12 2月 2025 11:18)

    節分が神社ごとに盛大に行われていてビックリ‼️貴女の取材で知りました。殊に南行徳の神社ですね、今支所で今後郷土資料館?構想の会議でした♪この史料も貴重ですよ!

  • #2

    わっしょい!行徳 (水曜日, 12 2月 2025 11:59)

    愛子さん、いつもコメントありがとうございます。
    一般の方が参加できる節分祭はすべて南行徳の神社ですね。
    行徳では、本行徳一丁目神明社の奉賛会の皆さまが、神事の中で豆まきを行っています。

    郷土資料館の構想があるんですね。
    楽しみです。

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